「Swift 4プログラミング入門 iOS 11+Xcode 9対応」が発売されました

本日、「Swift 4プログラミング入門 iOS 11+Xcode 9対応」が発売になりました。

書籍タイトルの通り、プログラミング言語SwiftによるiOS開発の入門書です。

対象読者

これ1冊でアプリをリリースするところまで行けることを目指した書籍ですので、以下のような様々な方々が対象になります。

ただ、残念ながら全てのトピックをカバーすることは不可能であり、省略や簡略化されている部分は多々あります。
入門以外の明確な目的がある場合は、それぞれにあった詳しい本を選んだほうが良いと思います。

目的 お勧めする本
iOS 11の新機能を詳しく知りたい iOS 11 Programming
Swiftの言語仕様を詳細に理解したい 詳解 Swift
もっとSwiftらしく書けるようになりたい Swift実践入門

見どころ

本書には以下のような特徴があります。

Xcodeの操作手順を細かく説明

僕は方向音痴なので、よく駅で途中看板がなくなって途方に暮れることがあります。
そのようなことがないようにするため、特に序盤は手順をくどいぐらいに載せています。

ボリューム・サンプル数

800ページ・478本のサンプルでこの価格はお得ではないかと思います。

サンプルコードのライセンス

オープンソース(MITライセンス)で提供します。よくある「本書に掲載されているソースコードを勝手に使ってはいけません」という制約はありません。

ボーナスPDF

外部ライブラリの利用や自動テストといった、本格的にアプリ開発をしていくなら必要になる内容が無料で読めます。 再配布も自由です。

読者サポートについて

私は一度プログラミングを挫折しました。その後、学校に教えてくれる先生がいたおかげで、続けることができました。 初心者にとって、質問できる環境があるというのはとても大事だと考えています。

さらに、SwiftやiOSは変化が激しく、それは初心者にとって辛いことだと思います。 本書はサポートの手段として、ブログでの補足記事の公開に加えて、Facebookグループを用意することにしました。

Swift 4プログラミング入門サポート

エンジニアにはあまり好まれないツールだと思いますが、対象読者を考えると一番無理なく使えるのはFacebookだろうと判断しました。

誰でも参加可能ですので、本書に興味を持っていただいた方は是非ご参加ください。

「★5つ」を目指して

私がここ数年読んで、「★5つだ」と思った入門書は次の2冊です。

Deep Leaningも関数型プログラミングも全然詳しくない状態でしたが、置いてけぼりにされることなく読み終えることができました。

本書はこれらの書籍には及ばないかもしれませんが、1人でも多くの読者に「★5つだ」と思ってもらえるように、サポートを充実させていきます。読者の皆さんが自分のアプリをストアにリリースするところまで到達できれば、入門書が既にたくさんある中、後発で出版した意味もあったと言えるでしょう。

周囲でiOSを始めようとしている方がおられましたら、本書籍とサポート用のFacebookグループをお勧めいただけると幸いです。